「球体ドームで没入体験」の時代が来た

2026年6月、沖縄県・宮古島の来間島に、日本のエンターテインメント史に残るかもしれない施設がオープンしました。宮古島来間リゾート シーウッドホテルに誕生した「MIYAKO GALAXY-DOME」です。

天文台とLEDドームプラネタリウムを融合させた日本初の施設として注目を集めるこの施設は、エンターテインメントの新しい可能性を示すだけでなく、私たちウルトラドームが長年追いかけてきた「ドーム空間の力」を改めて証明してくれるものでもありました。

MIYAKO GALAXY-DOMEとは

MIYAKO GALAXY-DOMEは、コニカミノルタプラネタリウムが手がけたLEDドームシステム「DYNAVISION-LED」を採用した施設です。

直径7.5mのドーム内面に、1.86mmという極めて細かいピッチのフレキシブルLEDモジュールを隙間なく敷き詰め、73㎡のドーム全面に高精細映像と立体音響を展開。近距離から見てもピクセルを感じさせない滑らかな映像は、まるで宇宙の中に放り込まれたような圧倒的な没入感を生み出します。

さらにこの施設の真髄は、隣接する天文台の大型望遠鏡が捉えた天体映像をリアルタイムでドームに投映できるという点です。「その夜だけの宇宙」をゲストと共有する体験は、既存のプラネタリウムやシアターとは次元が異なる感動を生み出します。

星空が美しい宮古島・来間島という立地との相乗効果も抜群で、天文台×LEDドームという日本初の組み合わせが「わざわざ行きたい」施設としての強烈な引力を生み出しています。

世界規模でも「球体ドーム没入体験」のトレンドが加速

MIYAKO GALAXY-DOMEの誕生と同じタイミングで、世界的にも「球体ドーム」への関心が急速に高まっています。

2023年にラスベガスで誕生した球体型没入エンターテインメント施設「Sphere(スフィア)」は、内径約157m・16K高解像度LEDスクリーンが360度を覆う超巨大施設として世界中の注目を集めています。外壁もLEDスクリーンで覆われ、昼と夜で全く異なる表情を見せるビジュアルはSNSを席巻しました。

そして2026年3月、SBIホールディングスが東京・お台場への日本版Sphere誘致構想を発表。総工費約3,500億円・2030年開業目標という超大型プロジェクトとして話題になっています(※2026年7月現在、構想段階)。

ラスベガスのSphere、宮古島のMIYAKO GALAXY-DOME、そして東京・お台場への構想——「球体ドームで没入体験を提供する」というコンセプトは、エンターテインメントの世界で確かなトレンドになりつつあります。

私たちが考える「スフィアmini(仮称)」という構想

これらの動きを目の当たりにしながら、私たちウルトラドームでも1つの構想を温めています。それが「スフィアmini」です。

ラスベガスのSphereやMIYAKO GALAXY-DOMEは、常設型の大型施設です。しかし「没入型の球体ドーム体験」は、常設の大型施設だけに限られるものではないはずです。

ウルトラドームは、スフィアドーム(球体フレームドーム)の設計・製造・設営のノウハウを持っています。このスフィアドームのフレーム技術を活用し、仮設・イベント向けに展開できる小型球体ドーム「スフィアmini」を構想しています。

スフィアMiniのコンセプト(構想中)

直径5〜10m程度(イベント会場・施設の規模に合わせて対応)

仮設・移動設置対応(設営・撤去が可能なイベント向け仕様)

プロジェクションマッピング・LED映像・没入体験イベント・フォトスポット・企業プロモーション

イベント主催者・商業施設・テーマパーク・博覧会・展示会

SphereやMIYAKO GALAXY-DOMEが「常設の大型施設でしか体験できない没入感」を提供するとすれば、スフィアminiは「どこにでも持ち運べる、手の届く没入体験空間」として全国各地のイベント・施設に展開できる可能性を持っています。

「球体ドーム」の持つ力を、もっと身近に

球体ドームには不思議な力があります。内側から見ても外側から見ても、人を引き付ける磁力のようなものがある。MIYAKO GALAXY-DOMEやラスベガスのSphereが証明したのは、その「球体ドームの力」が人々を熱狂させ、わざわざ足を運ばせ、SNSで語らせるということです。

私たちはその力を、仮設・イベントの世界に持ち込みたいと考えています。スフィアMiniはまだ構想段階ですが、ご興味をお持ちの方・コラボレーションをご検討の方はぜひお声がけください。一緒に「新しい体験空間」を作りましょう。

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