イベントドームのご相談をいただくとき、見積もりの次に必ず聞かれることがあります。「設営って、どれくらいかかるんですか」。当然の疑問です。会場を何日押さえればいいのか、前日入りが必要なのか、イベント当日の朝から建てられるのか。ここが分からないと、スケジュールも予算も組めません。

この記事では、実際の設営にかかる日数・人数・会場にご用意いただくもの・固定方法、そして設置をお断りするケースまで、現場の実際をそのままお伝えします。

設営にかかる日数

ドームの種類とサイズで変わります

設営にかかる日数は、建てるドームによって変わります。目安は以下のとおりです。

  • GEODOME / AURA DOME 6:丸1日
  • AURA DOME 8:丸2日

ここで注意していただきたいのは、「丸1日」が朝から夕方まで使い切るという意味だということです。午前中に少し作業して午後から使える、という性質のものではありません。

イベント当日の朝から建てることはできません

つまり、イベント当日の朝に設営を始めて、その日のうちに使うという進め方は成立しません。最低でも前日、AURA DOME 8であれば前々日からの会場確保が必要になります。

これは費用に直結します。会場を借りる日数が1日増えれば、その分の会場費が乗ります。ドームのサイズを検討する段階で、設営日を含めた会場費まで計算に入れておいてください。ここを見落としたまま進むと、後から予算が合わなくなります。

逆に言えば、スケジュールに余裕を持って会場を押さえられるなら、サイズの選択肢は広がります。

撤去も作業として必要です

イベントが終われば撤去があります。撤去・回収まで当社のスタッフが対応しますが、撤去の時間も会場の使用時間に含めて押さえておく必要があります。「イベント終了=即日退出」という条件の会場では、事前にご相談ください。

作業人数は6〜8名

サイズによって変わりますが、6〜8名で作業します。

ドームは部材を組み上げて形にしていく構造です。三角形のフレームやパネルを複数人で同時に支えながら接合していく工程があるため、人数を減らして時間をかける、という進め方が成立しにくい。一定の人数が同時に必要になります。

この人員は当社で手配します。会場側で作業員をご用意いただく必要はありません。お客様にずっと立ち会っていただく必要もありません。

会場にご用意いただきたいもの

荷下ろしスペース

これが最も重要です。部材を積んだ車両から荷を下ろし、一時的に置いておく場所が必要です。

設置場所のすぐ近くに荷下ろしスペースが取れない場合、そこから設置場所まで部材を人力で運ぶことになります。距離があるほど時間がかかり、設営全体のスケジュールに影響します。

会場を選ぶ段階で、以下を確認しておいてください。

  • 設置したい場所の近くまで車が入れるか
  • 荷下ろし中、一時的に車両を停められるか
  • 部材を一時的に置いておけるスペースがあるか
  • 設置場所まで段差や階段がないか

ドームの周囲に約1mの余裕

ドームの直径ぴったりのスペースでは建てられません。周囲に作業員が立ち、脚立を立てられるだけの余裕が必要です。目安として約1m。

これは設営時だけでなく、撤去時にも同じだけ必要になります。

直径8mのドームであれば、実際には10m四方程度を見ておくとイメージが合います。会場の図面上で「8m×8mが空いているから入る」と判断すると、現場で足りなくなります。

壁際、植栽のきわ、他のテントとの間など、片側だけ余裕がないというケースもよくあります。図面で見るときは、ドームの外周すべてに1mの帯があるかを確認してください。

固定方法は会場の条件で決まります

ドームは置くだけでは完成しません。必ず固定します。固定方法は、会場に何があるかで変わります。

固定できる構造物がある場合

ステージなど緊結できるものがあれば、そこに固定します。確実性が高く、この方法が取れるのが理想です。

地面に打ち込めない場合

コンクリート敷き、アスファルト、建物の床など、アンカーが打てない場所ではウェイトで固定します。

ウェイトの重量について、当社では一律の目安を設けていません。ドームのサイズ、設置期間、屋内か屋外か、その時期の風の条件によって必要な重さが変わるためです。「◯kgあれば大丈夫」と一般論で言うほうが分かりやすいのは確かですが、条件が違えば答えも変わります。会場ごとに判断させてください。

設置をお断りすることがあるケース

すべての会場に建てられるわけではありません。はっきりお伝えしておきます。

凹凸の激しい地形への直置き

地面が大きく波打っていたり、石や段差で平らでない場所に、そのままドームを建てることはできません。

ドームは接地点が円周上に並ぶ構造です。どこか一点でも大きくずれると、全体の形と強度に影響します。見た目の問題ではなく、構造の問題です。

こうした会場でどうしても実施したい場合は、下地を整えてから設置するか、設置場所を変えるかの判断になります。そのまま建てることはいたしません。

無理に引き受けて、当日になって建てられないという事態が一番避けるべき結果です。できない条件は、できないとお伝えします。

まずは写真を送ってください

多くの場合、写真で判断できます

「うちの会場で建てられるか知りたい」というご相談は、写真をお送りいただければ、ほとんどの場合そこで判断できます。現地まで行かないと分からない、ということはあまりありません。

写真では判断が難しい場合に限り、現地調査にうかがいます。最初から現調ありきではないので、構想段階でも気軽にお送りください。

 

撮っていただきたい写真

  • 設置予定地の全体が入った写真
  • 地面の状態がわかる寄りの写真
  • 設置場所の周囲(壁・植栽・他の設備との距離)
  • 車が入ってこられる経路

あわせて教えていただきたいこと

  • 開催予定の日程(設営日を含めて会場を押さえられるか)
  • ドームを何に使うか(展示・物販・受付・休憩スペースなど)
  • 想定している人数
  • 屋外か屋内か

これだけあれば、建てられるかどうかの判断と、サイズのご提案まで一度にお返しできます。

設営・撤去はすべて当社で対応します

搬入、設営、イベント当日のサポート、撤去、回収まで、当社のスタッフが一括して行います。お客様側で業者を手配していただく必要はありません。

イベントの準備は、ドーム以外にもやることが山ほどあるはずです。ドームのことはこちらで引き受けますので、本来の準備に集中してください。

まだ会場も日程も決まっていない構想の段階でも構いません。「この条件で建てられるか」という段階のご相談ほど、お役に立てます。

会場の写真をお送りいただければ、設置の可否とサイズをご提案します。
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